夜間の介護業務負担を軽減するソリューションとは?介護業界が直面する2025年問題への対応

介護施設における様々な業務の中でも、利用者の見守りという業務は、人の力に大きく依存します。2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、国民の3人に1人が65歳以上になるため、高齢者人口が急増します。人材や施設の大幅な不足が予想される介護業界では“介護の「2025年問題」”としてクローズアップされています。特に、介護職員の心身に大きな負担がかかるのが1人もしくは少人数での夜間勤務です。

2021年に愛知県医労連などが介護・障害者施設で夜勤をしている職員を対象に行ったアンケート調査によると、56.6%の人が常に1人体制で夜勤をこなしており、一部の時間帯が1人というケースを加えると、1人夜勤は94%にのぼります。 このような状況を改善し、夜間の労働環境の早急な改善が望まれます。そのためには業務の効率化が欠かせません。今回は、業務の効率化を図るための改善策をご紹介します。

ナースコールと見守りカメラの連動で夜勤の業務効率化を

利用者にとって生活の場である介護施設では、24時間安心して過ごせる環境を提供する必要があります。
その中でも特に負担が大きいもののひとつが夜間の見守りです。施設のスタッフにとって定期的な各居室の巡回、目視による利用者全員の安否確認は、肉体的に大きな負荷がかかるものです。しかし、慢性的な人手不足という理由から夜間は少人数や1人体制という施設も多く、介護職員の中には夜勤の辛さから離職を考える人も少なくありません。
さらに、居室への巡回は加齢で睡眠が浅くなった利用者の眠りを妨げることもありますし、夜中の訪室に抵抗を持つという人もいます。こうしたことから、夜間の見守り業務を効率化できれば、利用者の安全な環境を守りながら、スタッフの負担を減らせるのではないでしょうか。

そこで、検討をおすすめしたいのがアイホンのナースコール「Vi-nurse」の映像見守りシステムを使った業務のDX化です。「Vi-nurse」の映像見守りシステムは、ナースコールと見守りカメラを連動させた業界初の仕組み。2014年の発売以来、多くの介護施設で導入されている信頼性の高いシステムです。

使いやすいシステムで安心な遠隔見守りを実現

「Vi-nurse」の映像見守りシステムは使いやすさを確保しながらも介護現場の利便性を高める製品です。超低照度対応カメラによって真っ暗な室内の映像もわかるため、夜勤の心強い味方といえます。

まず、「起き上がり」「離床」など利用者ごとに動作の検知が親機タッチパネルから簡単に設定できます。この設定により、居室の「見守りカメラ」が利用者の動きを検知し、解析することで、すぐに駆け付けることができます。
この自動検知した利用者の動きはスタッフのスマホに映像つきで通知されるので、通知を受け取ったスタッフは親機のある場所やスタッフステーションに戻ることなく状況確認ができます。

そしてアイホンならではの特長といえるのが、見守りカメラ本体の取り外しが可能な点です。一般的な据え置き型は一度設置したカメラを取り外すことは簡単にはできませんが、「Vi-nurse」の見守りカメラはパネルに設置するため着脱が容易で、各居室に設置した専用パネル間で移動ができます。このため、ベッドを移動しても自動検知されるので、再設定もスムーズです。

必要に応じて見守りカメラ本体をフレキシブルに取り付け・取り外しができるのは、システムそのものがサーバーレスのシンプルな構成となっているから。ナースコール「Vi-nurse」の導入時に専用パネルとLANケーブルを設置しておけば、後からでも見守りカメラを導入することが可能です。

さらに、「Vi-nurse」の映像見守りシステムの持つ大きな特長として挙げられるのがプレ録画機能です。これは、検知から一定時間さかのぼった時点の状況を映像によって確認できるもので、設定によって検知の5分、3分、1分、30秒前からの映像を録画するという機能です。例えば、設定を検知の1分前にしておけば、転落事故があった際に1分前の状況を映像で確認できるのです。また、日時も同時に記録されるので、ヒヤリハットや事故の分析をはじめ、様々な安全対策に有効活用できるでしょう。これによって施設の安全管理も強化され、サービスの質向上にもつながります。

他社センサーと連動した機能の拡張で介護現場を強力にバックアップ

「Vi-nurse」の映像見守りシステム+他社の見守りセンサーと連動すれば、よりきめ細かい見守りが可能となります。
例えば、端座位検知センサーと組み合わせれば、カメラだけでは捉えにくい端座位をより正確に検知することができます。ほかにも、利用者の睡眠状態を把握するセンサーとの連動により覚醒時にナースコールへ通知設定され、タイミングよく排泄の声かけができます。夜間の定時巡視を減らしながらも利用者の睡眠を妨げることなく排泄ケアを行うことができるため、大幅な業務改善に役立ちます。

職員の待遇改善のカギ 業務の効率化は信頼性の高いシステムで

介護職員の離職対策や新規雇用の獲得には待遇改善が欠かせませんが、そのカギとなるのは誤検知が少なく、安定した信頼できるシステムによる業務の効率化です。
「Vi-nurse」の映像見守りシステムはサーバー不要でシンプルなネットワークを施設内に構成するので、外部への情報流出や故障などのリスクも最小限に抑えられ、安全性の高いシステムといえるでしょう。

業務の中で大きなウエイトを占める見守りの負担軽減は、介護職員の待遇改善に加えてサービスの質向上にもつながるので、施設を運営する上での大きなメリットとなりますが、これらの実現にはDX化によって効率よく運用していくことが肝心です。そのためには、ナースコールや見守りシステムなどの設備を導入し、業務の効率化を検討するべきでしょう。スタッフに使いやすく、信頼性の高いシステムを選びたいものです。

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