介護だけじゃない!高齢者の生活に広がるサービスを紹介

年々利用者が増え、見かける機会が多くなったタブレット端末。コミュニケーションや趣味を広げるためのツールとして役立つため、若者から高齢者まで幅広い年齢層が活用しています。使い方次第では、生活を充実させるだけでなく、認知症の予防効果も期待できるでしょう。今回は、総務省のホームページに記載されている「情報通信白書」などをもとに、高齢者のタブレット端末利用の可能性について紹介します。

インターネットを利用する高齢者が増えています

そもそも、インターネットやタブレット端末を活用している高齢者は、どれくらいいるのでしょうか。ネット上のサービスが発達していても、利用者が少ないのでは意味がありませんよね。総務省や厚生労働省の調査結果を調べたところ、年齢を問わず多くの人たちが利用していることがわかりました。

70代は半数以上がインターネットを利用

総務省の「平成27年通信利用動向調査の結果」によると、60~79歳でインターネットを利用する人の割合は年々増えていることがわかります。平成27年末の時点で、60代のインターネットの利用動向は76.6%、70代も53.5%にまで上昇しています。つまり、70代でさえ半数以上の人がインターネットを利用しているのです。

タブレットが活躍する未来は近い!?

インターネットの普及率と同様に、タブレット端末の保有割合も着実に増えています。そのため、今後はタブレット端末のさらなる活躍が予想できるでしょう。

厚生労働省が平成27年11月に提出した「一億総活躍社会の実現に向けた厚生労働省の考え方」においても、介護の負担を減らすための方向性として、介護ロボットの活用やICTによる文書量の半減について記載されています。このように、介護の世界にはIT技術が必要になってきているのです。この流れは介護される側の高齢者にも確実に広がっていくでしょう。実際に、インターネットなどの通信技術を活用した高齢者向けのサービスも数多く存在しています。

食事の注文から健康管理まで! 役立つサービスの使い方

では、「インターネットを活用した高齢者向けのサービス」として、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか? 例えば、食に関するサービスであれば、生活協同組合の公式アプリ「eフレンズタッチ」があります。

「eフレンズタッチ」は、スマートフォンで買い物ができるサービスです。注文すれば、店舗に行かずとも商品を宅配で届けてもらえる便利な仕組みになっています。買い物難民といわれる高齢者の人たちの助けになることはもちろん、「eフレンズタッチ」でバランスのよい食事を注文し、健康管理アプリなどを併用して適度な運動を取り入れれば、健康的な生活を送ることにもつながるでしょう。

趣味の世界が広がる! おすすめのアプリ

タブレット端末で趣味を楽しむ人も増えています。高齢者でも楽しく利用できるアプリが数多く開発されているため、レクリエーションなどに取り入れてみてもよいでしょう。

多種多様なアプリの世界

各企業では、読書・絵画・写真・囲碁など、高齢者にも楽しめるさまざまなアプリを開発しています。そのため、タブレット端末さえあれば気軽に趣味の幅を広げることができるのです。

「認知症予防財団」では、認知症の予防方法として「物事に興味・好奇心を持つこと」や「明るい気分で生活すること」などの10カ条を掲げています。趣味を持てば、毎日の生活が楽しくなることを通じて、認知症の予防効果も期待できるでしょう。

アプリで絵葉書や年賀状を作ることも

例えば、タブレット端末でイラストを描く場合、アプリをダウンロードして、指でなぞるだけでオリジナルの作品を作ることができます。写真が好きな人は、タブレット端末で撮影した写真を加工して楽しめるでしょう。レクリエーションの一環として、イラストや写真を使った絵葉書作りをするのも面白そうですよね。

普段はレクリエーションを嫌っている利用者でも、自分の嗜好に合った企画であれば、積極的に参加してくれる可能性が高くなります。タブレット端末を活用することで、魅力的なレクリエーション企画ができるのではないでしょうか。

まとめ

いまは高齢者もインターネットを利用するのが当たり前の時代です。タブレット端末を活用すれば、生活レベルの向上や認知症の予防効果などが期待できるでしょう。デイサービスの利用者にも、ぜひすすめたいサービスです。趣味を楽しむためのアプリも増えているため、レクリエーションとしても活用することができます。

介護業務の電子化による業務改善事例については、こちらでも紹介しています。
記録を変えれば、介護が変わる!業務改善ガイドブック 

参考:

 

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