介護データを有効活用するには?賢い分析方法&役立つシステムを紹介

ヒヤリハットや申し送りなど、毎日記録される介護データ。1か月分だけでも、かなりの量になるでしょう。集めたデータは、分析してサービス向上に活かしたいところですが、すべてのデータを人の手で解析するとなると大変ですよね。データの分析といっても、難しく考える必要はありません。データを集計して比較するだけでも、問題点を見つけたり対策を考えたりすることができるのです。そこで、今回は介護記録の賢い分析方法と役立つシステムについて紹介します。

介護データが大切な理由とは?

介護施設では、毎日さまざまなデータを記録しています。ヒヤリハットや申し送りなど、サービスの質を上げるためには、どれも必要な内容でしょう。とはいえ、すべての職員が各データの意味と重要性を理解できているわけではありません。記録の仕方や記録する情報の量についても、職員によって偏りがあります。利用者の状況を細かく記録する職員もいれば、おおまかに記録するだけの職員もいるのです。介護データを記録する必要性は認識されていても、記録したデータを役立たせることは十分には理解されていないことがあります。

では、なぜ介護データが大切だといわれているのでしょうか。

ここでは、ヒヤリハットを例に考えてみましょう。ヒヤリハットとは、事故には至らないものの、危険がある事例のことを指します。ヒヤリとしたエピソードやハッとした事例を集め、その原因と対策を明確にしておけば、事故を未然に防ぐことができるようになります。したがって、ヒヤリハットを集めたデータは重要なのです。

データを分析してサービス向上につなげましょう!

日々の介護データは、分析することで有効活用することができます。一つひとつのデータにこだわらず、複数のデータを収集し比較していくと、「共通の問題点」が浮き上がってくるでしょう。

例えば、同じ場所・同じ時間帯にヒヤリハットの件数が多い場合は、そこから問題点が見つかる可能性があります。

もう少し具体的に考えてみましょう。データを分析して、特定の時間帯にイスやベッドのそばで倒れている利用者が多いことが明らかとなった場合、その原因を究明し、対策をとることが行いやすくなります。例えば、食事の後にトイレにいこうとして、立ち上がるときにバランスを崩し転倒することが多いのならば、食後の時間帯は職員が利用者の動きに気づきやすくするなどの対処が考えられます。

このように、複数のデータを分析し、転倒から大きな事故につながる可能性を低くする対策を打ち出すことで、利用者を危険から遠ざけることができるのです。

分析がサクサク進む! 役立つシステムを紹介

データを分析することで安全な施設づくりに役立つことは理解できたとしても、実際のところ、大量のデータを分析するにはかなりの人手や時間が必要になります。そもそも、記録するだけでもひと苦労ですよね。

そこで、分析に役立つシステムの出番です。システムを用いると、分析だけではなく記録作業も効率的に行えるため、データの積極的な活用がすすめられます。

記録システムを使うと、こんなメリットが!

「システムを使った記録作業の効率化」といわれても、イマイチ想像がつかないという人が多いでしょう。具体的には、記録システムを使うことにどのようなメリットがあるのでしょうか。

記録をシステム上に残すメリットとしては、職員同士で情報を共有できるという点が挙げられます。データを送るだけで転記をする必要がなくなるため、複数の帳票に短時間でまとめて記入することが可能です。このように、データや情報を共有することが、データの集計と比較につながっていきます。また、分析機能付きの記録システムを使えば、データの解析もすぐに行ってくれます。

例えば、アイホン株式会社の「Notener(ノートナー)」であれば、食事水分量のグラフ化やヒヤリハット発生回数の集計などをすぐに確認することが可能です。データを分析した結果を利用すれば、ミーティングの際にもわかりやすく状況説明ができるでしょう。

賢くデータ分析して効率アップを目指しましょう

データは記録しただけでは意味がありません。サービス向上や事故率減少につなげるためには、分析することこそが重要な作業なのです。分析といっても、データを集計したり比較したりすることから始めればいいのです。介護業務の記録・分析に役立つシステムは多数開発されていますので、賢く活用していきましょう。

介護の業務改善事例については、こちらでも紹介しています。
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参考:

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